INTERVIEW

学内システムの構築を通して業務の効率化に貢献する

平成4年4月 採用

西村 宜浩

高知大学研究国際部学術情報課

仕事の内容

図書館と情報セクションの管理や運営をはじめとした学内業務システムの運用や、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進など幅広く担当しています。特に力を入れているのが「業務効率化」に関するものです。本学が掲げるDX推進に関する5つの基本方針のうちの一つでもあり、責任は重大です。具体的には、大学運営に関するデータを一元化するためのシステム構築や、生成AIの業務活用などに挑戦しています。各種データ分析業務の高度化や効率化によって、業務を縮減することが目下の目標です。

学生

高知大学は全国でのBYODの普及に先駆けて、学生・教職員にノートパソコンを常時携帯することを制度化し、現在も継続しています。そういったデジタル環境を実現すべく、大学推薦パソコンの機種選定や新入生向けの講習会をはじめ、その後のトラブル対応窓口に至るまで一連のパソコン関連業務に長く携わってきました。その中で、多くの学生と関わることは私にとっても良い刺激に。新入生対象のパソコン講習会で活気ある学生と話をすると、春の訪れを感じられ、私自身も毎年気持ちを新たにスタートを切ることができます。

※BYOD:Bring Your Own Deviceの略。個人が私物として所有しているPCやスマートフォンを業務や学業に利用する形態のこと。

Q&A

スキルアップのために心掛けていることは何ですか?
向上心を持つことがスキルアップの第一歩です。私が所属する部署は情報系の専門知識が業務上必要となります。IT技術は日進月歩のため、常に新しい知識を取り入れるためにアンテナを張っておくことが必要です。取り入れた知見を活用するために、自分には何ができるか。忙しいときでも常に数年後のキャリアを見据えたうえで、今自身がするべきことを考えながら日々の業務に臨んでいます。
今後の目標を教えてください。
人材育成に注力したいと考えています。組織は人の集まりなので、それぞれの能力を伸ばすための人材育成は最重要課題です。企画力・課題解決力・自己管理能力やコミュニケーション力、リーダーシップなどを組織全体で伸ばしていくことが、目下の目標です。また、職員が自身の能力を伸ばすためには、のびのびと働ける職場環境が必要不可欠です。これまでも積極的に研修等を企画・実施し、職員間のつながりを強化することで働きやすい環境の実現に取り組んできました。組織を継続的に成長させ、ノウハウを継承することがより良い大学づくりに貢献することを信じて、努力し続けます。

業務の流れ

課長業務の流れ

4月

システム管理・運用・提案(年間通して)

学内のシステム及びネットワークにおけるセキュリティ管理上のトラブルや課題等について、解決策を検討し判断します。また、システム選定や更新時期等について計画を立て、大学に提案するのも業務の一つです。

図書館運営・管理(年間通して)

図書館の運営する中で生じる重要課題について解決策を提案・検討し、実行します。

会議・打合せ出席(年間通して)

委員として多数の会議・打合せに出席します。1日中会議や打合せに参加し続けることも。

5月

人事評価のための面談(年3回)

業務実績や勤務態度に応じて人事査定を行います。評価の材料となるのは、5月の1年間の業務目標設定、10月の進捗確認、3月の最終報告の計3回の面談です。業績も考慮したうえで、最終評価を決定します。